OUR VISIONS

ヌーヴ・エイの強み・ビジョン

複数の専門店を展開するヌーヴ・エイは、業界でもユニークな存在。その強みや、大切にしている想いを語ります。

新・経営理念「ありがとうと笑顔の連鎖をつくる」の下で、 顧客の期待を上回る価値提供を。
一人ひとりの力の掛け算で未来をつくろう。 代表取締役社長 松崎 充広

  • ここ10年で社会が経験した変化から考えるに、この先例えば20年後、いったい小売業界はどうなっているのでしょうか?店舗で商品を買うという行為自体が、もはや前世紀の遺物のようになってしまうのか?そんな疑問が頭をよぎる中、当社自体もそれについての回答が求められています。
    改めて当社の強みを言えば、ひとつの会社の中で『TiC TAC』、『POKER FACE』、『COLLECTORS』、『ROSEMARY』、『Tour de Brain』といった、全く異なる領域の専門店業態を複数展開する事業の多様性にあります。デジタルシフトが進む昨今でも、当社の独自性と存在意義は自負するところですが、事業の多様性とはつまりたくさんの顧客像と接点があり繋がっているということでもあるので、こうした当社のアドバンテージをどう活かしていくか、ということが今後のビジネス戦略上では重要になってきます。
    そのひとつの戦略がデジタル。当社はオリジナリティ溢れる店舗事業(リアル)とEC事業(オンラインストア)の融合を図り、顧客の利便性ニーズに応えるべくデジタル戦略を推進しています。昨年からスタートしたオムニチャネル(業態が違っていても、欲しい商品を取り寄せたりECで買った商品を別の場所で受け取ったりできるしくみ)の取り組みや、当社のすべての業態のショップとオンラインストアでポイントが共通で使用できる『NEUVE A MEMBERS』システムの取り組みなどです。例えば『ローズマリー』(コスメ)でお付き合いいただいている女性のお客様に、そのご家族やご友人へ贈るクリスマスギフトのためのメンズアイテムをご提案したり、『チックタック』で腕時計をお求めいただいたお客様に、定期的なメンテナンス(修理)のご案内をしたりと、『ヌーブエイ・メンバーズ』の顧客の方々には各種サービスを強化しています。こうしたデジタル戦略を通じてさらに、一人ひとりのお客さまにパーソナライズされたサービスを、それも場所や時間の制約といったストレスを減らし時代に合ったサービスとして提供していきます。

  • われわれの考える小売業とは単にモノを売る仕事ではありません。工業製品は出荷されたときはまだ文字通り「製品」です。製品の持っている価値を引き出しユーザーに提案されて初めて「商品」となるのです。当社はこのプロセスに参画し、さらには商品の使い方の説明やアフターケアのご案内を含めた、価格以上のバリューを提案することでお客様のご購入に発展します。つまりは商品価値と代金の交換ということがモノが売れることの実体であり、価値の提案がなければモノは売れません。我々の仕事はこの価値の提案により商品を使っていただくことを通じて、お客様の毎日が潤い豊かになることでライフスタイルに貢献することにほかなりません。どこでも買えるような製品でも、どこで買うか?誰から買うか?その状況次第で購入時の喜びが大きく違う、というのは誰もが経験あることではないでしょうか。取り扱う商品全てにバリュー提案を行い、お客様のニーズを汲み取った上で、最適な商品選びのお手伝いをすること。われわれの目指す小売業とはそういうことです。
    そのための居心地のよい空間づくりと販売スタッフの接客スキルはもちろんわれわれの本領です。この点はリアルでもウェブでも小売業であれば何ら違いはありません。特に店長をはじめショップスタッフについては、店舗という「ブランド」を体現する“アンバサダー”であり、様々なお客様ニーズに対応する“コンシェルジュ”のような存在となります。さらに顧客として当社と長くお付き合いいただけるお客様にとっては、その生活をサポートする“スタイリスト”であり続けます。当然ながら当社のリアル店舗・オンラインストアではブランド毎にチェーンオペレーションを行っていますが、実際の実務のほとんどが現場のスタッフに委ねられています。特にリアル店舗の現場においては、店長がビジネスの主軸となっています。
    店長とはなにか?地域のマーケットを熟知し、お客様に合ったマーチャンダイジング(品揃え)を立案して提供する地域のマーケッターとして、あるいは自らで選び抜いた商品たちに命を吹き込み、価値を的確に提案するプレゼンターとして。そして何よりショップという居心地のいい「場」を提供し、お客様とのよりよい関係を継続するコミュニケーターとして、など店長とは様々な役割を担う大事なポジションです。デジタルシフトが加速し、購買行動が手軽に便利になればなるほど、こうした役割を全うする人の力を我々は大切にしていきたいと考えています。つまりは、お客様の「あの店のあの人にたまに会いたくなるなぁ」や「あのウェブショップは面白いコンテンツもあるし、定期的にチェックしなきゃ」などを生んでゆく力です。

  • 当社の主要事業の一つ『チックタック』のブランドを表すキャッチコピーに “Small Happiness On Your Wrist!”というのがありますが、この言葉は当社の事業を象徴しています。誤解を恐れずに言えば、われわれがやりたいのは単なる腕時計店ではなく、「手首に起こりうるハッピー」について考え「愛着の持てる腕時計とともにある毎日のくらし」への貢献なのです。店は場であり、存在としては媒介(メディア)です。われわれが行う日々の価値提供の一つひとつは小さいかもしれませんが、たくさんのお客様とのつながりを通じて、「小さいけれど大切な何か」を顧客の皆さんやステークホルダーの皆さんと一緒に創り分かち合いたいと考えています。
    社内には色々な役割とポジションがあります。MD政策を担うマーケティングやバイイングを行うマーチャンダイザーだけでなく、全社の少し先を考え政策立案を担う部署、店舗やウェブという現場にICTを活用し業務改善手法を提供する部署、裏方として営業をしっかり支える部署、魅力ある店舗づくりや出店を推進する部門、集客を上げるためやお客様の利便性を向上させる戦略を推進する部門、情報発信を含め現場の販売促進を担う部門など。いま全社を挙げてお客様との接点をたくさん増やしてゆくために、各組織が有機的に繫がり、ひとつの大きなチームワークで動いています。
    ヌーヴ・エイは創業当時から、自発的なアイデアを基に行動を起こして来ました。「自分で何かを動かしたいと考える」人を応援する風土が根付いています。マーチャンダイジングのオリジナリティや面白さを体現するのがヌーヴ・エイの原点であり、そこから新たな打ち手をどんどん試してみようというマインドがいつも核となってきました。実際、現在の当社主要事業は全てスタッフたちのちょっとしたひらめきやアイデアと、その後の努力によって成り立ってきたものばかりです。
    チャレンジ精神とそれをやってみろと後押しする風土。世の中の色々な動きを察知してそれを面白がり、そこから何かを生み出す文化を今後も醸成してゆきたいと思います。単に新規事業ということでなく、スタッフの発想やアイデアに会社が投資し、常に新しい何かにチャレンジし続ける。ヌーヴ・エイはそういう会社でなければなりません。みなさん、当社のDNAを受け継ぎ、未来へ向けまずは自分でその一歩を踏み出してみませんか?

代表取締役社長松崎 充広